小売店がエタマスをメーカー希望小売価格より高い値段を設定していることに腹を立てた一部のユーザーがtwitterで晒しあげたり直接お店のアカウントにコメントを入れて非難しているのを見ました。
まぁ、安い値段で買えなくて悔しいというのは理解できますけれど、価格が安定するほど十分な数を供給できていないのはウィザーズのせいですよね。
とはいえ、逆に十分な数を供給してしまうとMagicのブランドが持つ価値が下がるので遊戯王のような何でも再録して廉価での再販はまずまずありえませんし、MTGをこれまで支えてきた店もユーザーも喜ばないですし、新規ユーザーには資産価値(だいたいの部分で)は守られるので供給した今、安心してお金を出して買ってくれというウィザーズからのサインだと思います。
WPNに登録しているお店はカードの販売をし、場所を提供し公式大会の運営を行っており、いわば『遊ぶスペースとコミュニティ』をお金をかけて維持、提供しているわけです。
ほとんどのお店がインターネットや競合がひしめく中、利益がとても薄いスタンダードのパックとシングル販売で細々とやっているというのが現状です。
その中で、マスターズという商品は単価も人気も高く
『WPN店舗レベルに応じて配分量が増減する限定商材』
で、いわばご褒美のような側面があります。
そういった収益が取れる部分さえ批判されて身を削ったせいで地域のお店が悪化したり潰れたらどうなってしまうのか。これをお店側の都合だというのは簡単ですが、なくなってしまったものを取り返すことはなかなか難しいことだと思います。
何でもかんでも安く。というのは個人にとっては嬉しいことかもしれませんが
物の価値を安くすることは業界そのものを萎縮させてしまう可能性がありますし
僕は『お金を払って遊ぶだけの価値がある。』というブランド力こそが業界の活性化に繋がるとおもっています。
そういった意味で2000円という1つの指標を立てた晴れる屋さんはすごいと思います。
それだけの価値がある。という意思表示ですし、中小の店舗からすれば、安心して販売できるわけですから。
相当にして不釣り合いだと思うのなら買わなければ良いことです。
僕の意見はMTG専門店の元店長として、お店に対してかなり同情的な意見かとは思いますけれどね。こういう意見もあるんだなぁ程度に考えてもらえたら。
ユーザーもウィザーズも小売店も全員がWIN-WIN-WINになるといいですね。
ま、日本語パックも2000円が安かったねwみたいなこと言われる日が近い未来に来るかもしれませんしw
それでは。
まぁ、安い値段で買えなくて悔しいというのは理解できますけれど、価格が安定するほど十分な数を供給できていないのはウィザーズのせいですよね。
とはいえ、逆に十分な数を供給してしまうとMagicのブランドが持つ価値が下がるので遊戯王のような何でも再録して廉価での再販はまずまずありえませんし、MTGをこれまで支えてきた店もユーザーも喜ばないですし、新規ユーザーには資産価値(だいたいの部分で)は守られるので供給した今、安心してお金を出して買ってくれというウィザーズからのサインだと思います。
WPNに登録しているお店はカードの販売をし、場所を提供し公式大会の運営を行っており、いわば『遊ぶスペースとコミュニティ』をお金をかけて維持、提供しているわけです。
ほとんどのお店がインターネットや競合がひしめく中、利益がとても薄いスタンダードのパックとシングル販売で細々とやっているというのが現状です。
その中で、マスターズという商品は単価も人気も高く
『WPN店舗レベルに応じて配分量が増減する限定商材』
で、いわばご褒美のような側面があります。
そういった収益が取れる部分さえ批判されて身を削ったせいで地域のお店が悪化したり潰れたらどうなってしまうのか。これをお店側の都合だというのは簡単ですが、なくなってしまったものを取り返すことはなかなか難しいことだと思います。
何でもかんでも安く。というのは個人にとっては嬉しいことかもしれませんが
物の価値を安くすることは業界そのものを萎縮させてしまう可能性がありますし
僕は『お金を払って遊ぶだけの価値がある。』というブランド力こそが業界の活性化に繋がるとおもっています。
そういった意味で2000円という1つの指標を立てた晴れる屋さんはすごいと思います。
それだけの価値がある。という意思表示ですし、中小の店舗からすれば、安心して販売できるわけですから。
相当にして不釣り合いだと思うのなら買わなければ良いことです。
僕の意見はMTG専門店の元店長として、お店に対してかなり同情的な意見かとは思いますけれどね。こういう意見もあるんだなぁ程度に考えてもらえたら。
ユーザーもウィザーズも小売店も全員がWIN-WIN-WINになるといいですね。
ま、日本語パックも2000円が安かったねwみたいなこと言われる日が近い未来に来るかもしれませんしw
それでは。
コメント
ただ2000円とか果ては2500円とかつけてる店を晒して嗤ってるだけだわなー。
値段がおかしなことになってるのに嫌気が差してMTGを辞めた私のような人も居ます。
(ちなみに、私はコンスピラシー・モダマス辺りで辞めました。)
当然、様々な要望を持つ全ての顧客を満足させるのは不可能(だと私は思います)なので、
少数派の満たしづらい要望は切り捨てざるおえないだろうと思います。
その結果、私はMTGから切り捨てられてしまって残念ではありますが、
まあMTGも商売だし仕方ないのかなと思っています。
20年以上続くゲームですし、生命線であるブランドを損なうことをせよ。
という要望が全て通ってしまったら終焉を迎えてしまいます。
はたしてそれが『顧客』として望むことなのでしょうか?
ま、ここからはまだ興味があるならば。という話ですがMTGの遊び方はそれこそ多種多様に用意されていますから。限定商品に値段相応の遊びが出来ないと思うなら別の遊び方にトライしてもいいと思います。リミテッド、パックウォーズ、スタンダード、モダン、レガシー、ヴィンテージ、キューブ、モミール、コマンダー、パウパー、オールドスクールなんてものまで。ゲームとして飽きたらコレクターという修羅の道もあります。
それで、楽しめなかったり、興味がわかなければ見切りをつければいいだけのことで、それがゲームであり、おもちゃです。
突風売り/Squallmonger
突風、疾風、ハリケーン ――― これらは単に程度の問題なんです……お値段は違いますが。
長くなりましたが、そんな感じです。
あと、いま「エタマスを定価で店頭に並べても仕方ない」のはやっぱりこのあたりが参考になるかなぁ。ぐう正論。
shottoko.diarynote.jp/201512181456439357/
でもまあ「欲しい」のにそれが思うように自分に手に入らないのは苛立つことだし、他人がそれを手に入れるのも(そいつらは高値で買ったにしても)苛立つ話だから、こうしたことにアホらしさを感じるのもよく理解できるので、これで嫌気をさして止める人も出るのも仕方ないと思う。
個人的にはマジックはまだとてもとても楽しいものであるから、こんなものは無視すればそれで済む(本当にきみにこの絵違いカードが必要なんですか?な話)のにこれで止めるのは勿体ないなあと思いますが、それも強制できる話ではありません。
まぁ、捨てられたと思うよりは、気に入らないから自分から捨ててやったくらいの気持ちの方が楽で良いかなとは思います。興味なければ見切りをつければ良いだけのことです。誰も強制なんてしてないですし。
普段低い掛け率でパックを希望小売価格より低い値段でいっぱい売ってくれる店舗にはたまにはその位しないとね、な話。
だからプレイヤーがそこに乗せられている自分に気がつくとアホらしさを感じて引退する気になるのも実は割と必然でもあって、止めたひとを責められない話なんだよね。
ただカードに価値を感じることは「お金を払ってマジックを楽しむ」ことと完全に一体化していて決して切り離すことはできないので、単純に否定できないのは本当に難しい話。
まあ、自分が楽しいと思える自分の付き合い方で楽しむと良いとしか言えない。
続けるも止めるも決して無理強いはできない。
辞めた当時の私の要望は「そんな高騰することが目に見えてる物を発売するな。」といった感じだったと記憶しております。「大量に刷って定価で買えるようにしろ」などといったブランドを損なう主張ではないと私は思いますがどうなんでしょうか。(一体何がブランドを損なうのかは、人によって考えが違うと思います。)
MTGの遊び方なんて色々あるんだから、値段に見合わないなら無視すればいいじゃんという理論には、一理あるとは思います。が、公式ページなどで「こんな新しいパックが出るよ!」「こんな遊び方ができるよ!」と大々的に盛り上げておいて、蓋を開けてみれば高騰。それも、本来の遊び方が楽しいから売れまくってるのではなく、特定のカード(宿敵とか)の需要のせい。というのは激しく萎えませんか?「こんなことはやめてくれよ・・・」と。
記事本文の内容についてですが、私は概ね同じ考えです。
物をどんな値段で売るかは店の自由だし、値段によって買う/買わないを選ぶのも客の自由。「あの店高すぎ!」と文句を言うのも客の自由だし、それを、「嫌なら買わなくていいよ。これでも買う人が居るから。」と一蹴したり、「この値段で売らないと店がつぶれるんですよ」と弁明するのも店の自由。もちろん折れて値下げするのも。
「みんな自分の権利が及ぶ範囲で好きにすればいいじゃん」という感じで私は考えています。
>当然、様々な要望を持つ全ての顧客を満足させるのは不可能(だと私は思います)なので、少数派の満たしづらい要望は切り捨てざるおえないだろうと思います。
この流れから、全員に行き渡るようにするべきという要望なのかなと読みました。
ここでブランドは『人が欲しいと思える価値の高いものを作り出せるか。』と定義します。
基本的に、マスターズやFtVなどの限定商品については、意図的にそうなっています。
逆にそれで顧客に訴求できない状態になっていたらおしまいですから。
そして、ウィザーズも営利団体ですし『人気を煽るような物を売るな。』というのも難しいことだと思います。結局、おっしゃる通りですが全員の要望は満たされないのですよね。
統率者に関しては少し日本という地理的な不幸があるような気がします。
『日本語版』と『輸入品』であることから数が限定的で再供給が無いこと。さらに悪いことに日本語版であるという理由から海外のヴィンテージ、レガシープレイヤーに相当数が流出していった背景があります。これ全て英語版だったら状況はここまで悪くはならなかったのですが。当時ドル箱だな〜wって思いながら日本語版を売って、英語版を仕入れていたのを覚えています。宿敵の英語版は海外では日本語の1/3程度でしたし、ウィザーズとしては英語版はめちゃくちゃ印刷してるので供給は出来たと思っている可能性があります。
ちなみに、面白い話ですが、統率者2015はカジュアルカード満載にしてバランス超重視されたおかげで、統率者として本来の遊び方は出来ても、日本では超絶不人気なセットになってどこの店でもダダ余りになりましたw皆んな手に入るけれど、顧客が熱を上げないセットというのはそれはそれで問題があるのです。
高騰や手に入らないことで負の感情が起こることは本文にも書きましたし、その通りだと思います。公式のツイートを見ていても『うわぁ......』って思うこと度々ですしね。
四日市さんがウィザーズの手口に嫌気がさしたというのももっともだと思います。
何にお金を投じてどう楽しむかは自由ですし、MTGでなくても楽しんだもの勝ちです。
僕ができるのはMTGの楽しみ方のイロハを教えることくらいですねw
お店側はお客さんに選んでもらえるように努力するべきです。
それは価格面に限ったことではなく知識や接客応対だったり。
共存共栄の良い関係が醸成されるといいですね。といった感じです。
なにもお互いの足元見たり刺々しい状態を望んでいませんよ。